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エナメルバッグ
エナメルというのは、加工方法のことです。
革を仕上げる時に、光沢感を出すため、塗料仕上げを行った後に、
ウレタン塗装を何度か施して、独特の光沢感が特徴の素材です。
元々は革に施したものをエナメルと呼んでいたのですが、
今では合皮やビニールに同じような加工を施したものもひっくるめて、
光沢のある加工のものをエナメルと呼んでいるようです。
エナメルとよく似ていますが、光沢はエナメルほどではなく、落ち着いた輝きのある加工方法もあります。
それは、「ガラス張り革」「ガラス加工」などと呼ばれています。
この2つの見分け方としては、より光沢が強く、触っただけで指紋がくっきりとついてしまったり、
表面の光沢が脂汚れなどで曇ってしまうものがエナメルです。
エナメルバッグはどんな場所へ持っていけばいいの?
エナメルバッグの用途としては、主にカジュアル用とパーティバッグ用が挙げられます。
よくフォーマルバッグとして、エナメル素材のハンドバッグが売られていますが、
実は、パーティ用のバッグとして最もフォーマルとされているのは、布やビーズで作られたバッグなのです。
なので、エナメルバッグが必ずしも、パーティに最適とも言い切れないのです。
ヨーロッパなどでは、フォーマルのドレスコードに明確な基準というものがあるようですが、
日本では外国ほど厳密な基準というものがありません。
ですから、日本では、その場の雰囲気や自分の着る洋服に合わせて、バッグを選べばいいのだと思います。
日本では、パーティと呼べるような集まり自体が少ないので、
せっかくパーティ用のバッグを買っても、そういうバッグを持っていける場面は結婚式の披露宴くらいで、
なかなか出番はないというのが実情のようですね。ちょっと残念な気もします。
エナメルバッグについて、もうひとつ。
エナメルのハンドバッグは、大抵の販売店では、フォーマルバッグのコーナーに置いています。
でも、フォーマルバッグとひとまとめにして売っているので勘違いをしている方が多いのですよ。
フォーマルバッグというのは慶事用と弔事用の2種類があり、この2つは兼用はできません。
慶事と弔事のバッグというものは、一緒であってはならないのです。
慶事用は、お祝いのおめでたい席なので、華やかなものが好まれます。
なので、当然エナメルバッグはOK。
しかし、例えば、色が黒のエナメルバッグだとしても、弔事にエナメルバッグを持って行くのはNGです。
弔事の場合は、布製バッグが基本です。皮革バッグは殺生に繋がるということでこれも実はNG。
あとは、布でもサテンなどの光沢のあるものはやはり駄目。
そうなると、ピカピカ光るエナメルも当然駄目ということになります。
マナーとして一応頭に入れておいてくださいね。
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